2011年5月29日日曜日

大コルク展スナップ

大コルク展会場風景。展示台には 交換したコルクがその時、はいっていた袋や入れ物と一緒にインスタレーションしました。それぞれのコルクの代表選手が、奥の壁の交換絵画にそれぞれのイメージと一緒にもりこまれています。今回は21組42枚でした。

 横の壁には 少し大きめの作品。
 柱には、「紙袋の旅」コルクは袋にはいって旅をする。運ばれるんだけれど、ワインも1度や2度は旅をしてきたとおもう。船、飛行機、車、など。
世の中に、物が流通するという事は大量生産すると必要があるということ。それとある決められたそれぞれのクオリティーを保ち続ける必要性もある。では、アートは?
1点ものが殆ど。そしてオリジナルのもつ価値観も有るけれど 多くの人や場所には、流通はしない。
だけど、発信の仕方によって、作品のもつイメージ(画)は多くの人と共有できるはずだ。
私が2008年まで、中学と高校で教えていた頃の 教え子のみなさん。
大人になって…(22日撮影)
 記念写真〜
 ファイルや 展示できなかったドローイングを置いたテーブル。会場は、ひろいです。

 宮城さん、岡田さん、喜屋武さん、前島アートセンターゆかりのみなさん。22日ギャラリートークの日。ワークショプ缶。


 午後の授業は??「コルクなオセロ」を やり遂げた学生さん。手をあげ勝利宣言?
★の勝利。

24日と25日は 浦添工業高校の生徒さん達の見学がありました。
高校生もチャレンジ。ギャラリーがあつまってきました。


 陶芸家 中田さん。私は、「コルクねーさん」と名付けられ。。。あっ、左は琉大の学生さん。たまたまのお二人でベストオブコルクを選んでくださいました。結果は、また後ほど。

 2フレッシュ展の受付当番の2年生。
「コルクくるくる」アニメーション第1作。初めて大きな画面で上映。
そろそろ2作目も。夏場につくれそうな予感です。
 男子2年生もコルクなオセロ中。
 差し入れに頂いたワインが3本ならびました。真ん中のワインのラベルにご注目、アーティストのイトーターリさんからラベルが大コルク展〜のオリジナルラベル。22日、東京から送られてきました。飲むのはもったいないです。でも中身を飲まないと コルクは出てきません。ゆっくりあけて、3つのコルクもくわえて 自分の作品をつくろうと思います。

16番にエントリーしていただいた琉大の永津先生ご夫妻です。なんだかみなさん コルクのアーカイブ映像に見入っていました。ブログで紹介していた映像以外にも秘蔵動画を公開しました。

大コルク展 コルクと交換プロジェクト

大コルク展会場には、コルクと交換プロジェクト参加のみなさんもお越しいただき(7組)交換絵画で作成した2点のなかから1点を選んでいただきました。
      
 12番長浜さん。上段の右側をチョイス。(5月20日撮影)
20番渡部さんコルクと交換では写真の二つの箱につめられた沢山のコルクをいただきました。
交換絵画にはその二つの箱のイメージを合成したイメージを使用しました。    
キティーちゃんのイメージ。向って左の方をチョイスされました。(5月25日撮影)  

 展示台には頂いてコルク人形にしたコルク達をならべました。お二人の手前の台にコルクがあります。
 真ん中にあるのが 交換絵画、もっとも早い時期(2月)に描いた作品です。店内に生けられていたお花の写真がモチーフになっています。それからコルクは水彩ふうにかいてみました。上の方をお選びになった。近く絵を配達に伺いたいと思います。
エントリー19番rat&sheepのおふたり。(5月22日撮影)

(5月24日撮影)
展覧会の会期中、県芸の工芸科の学生さんがコルクと交換プロジェクトにエントリーしてくださいました。29番さんです。
また会期中初めてご覧になって絵が欲しいからとエントリーしてくださった28番さんからは昨日ご連絡があり、5月中に受け取りにいきます。300個ほどあつまったらしいです が、30個の10倍です。どこから集めたのか興味津々。
29番さんのお勤め先の事務所にうかがいます。次回の展示には、コルクと交換プロジェクトの後編と総括。どこかでできればいいです。できれば年内。
次回は手元にあるコルクも人形にして、展示には 1000個のコルクが並ぶかもしれませんね〜。

2011年5月23日月曜日

ギャラリートーク

5月22日大コルク展3日目。14時からギャラリートークを行ないました。約1時間近くひとりで喋りました。作品にそって移動しながら進めたもののしゃべりがとばしすぎて、途中から脱落した人もいました。(笑)


「ワークショップ缶」2007年の作品からスタート。前島アートセンター制作、「現代美術缶」
ドラム缶で構成された移動する美術館。ブログのアーカイブでもお伝えしましたが、ドラム缶の中に入ってあけられた窓から顔をだし小さなあなから腕をだし ワークショップの参加者に
手袋の指人形について指導するというものです。自分の作品にみずからなりきるものともいえます。それから初期の油絵やコルク人形を紹介しました。初期のコルク人形は、それぞれ個性的です。コルクと交換プロジェクトでは多くのコルクを加工したので、みな似ています。あえて そういう意図で作成していて、コルクのストーリーはそれぞれ違うけれど、顔は似ている。結局同じってこと。なのかな?交換プロジェクトの全てのコルクを一同に集めて写真をとったり描いてみたいと思っています。

こちらは交換絵画の説明をしているところです。

26番さんのコルク。

「コルクなオセロ」2006年作成。前島3丁目祭りの為につくりました。今回は、搬入日に駒が5つ足りなくなっているのを大学生が教えてくれて、急きょ5つ加えました。
 こちらは、「コルクなチェス」no,5。コルクの種類で役を作り分けたチェスのセットです。
初歩的なチェス入門書なんかも置いてみました。
このページの写真はすべて浮田宗一郎さん。記録の為の動画撮影は、中学生のえみかさん。ギャラリートークにご参加頂いたみさなんどうもありがとうございました。

大コルク展2日目

5月21日。今日は、中学生2人がお手伝いにきてくれました。えみかさんとみわさん。
えみかさんとは2005年に当時那覇にあったアトリエ前で出合いました。当時は小学1年生でした。アトリエで オープンスタジオを開いた時にもお友達とチラシを配りにいったりとてつだってくれ、またコルクの絵を描いたり、手袋指人形でパフォーマンスをしたり、コルクは
彼女達のアイドルだったようです。春先に連絡をしてくれたので、コルクの展覧会をするので
てつだってくれない?と誘って、会期中の土日に手伝ってくれることになったのです。
写真の右側はお隣りで展示中「2フレッシュ展」の大学生。どちらも2年生!!フレッシュ。
えみかさん(向って左0が描いてくれた キャラクターのコルク人形。おうちで1枚は描いてきて、下の1枚は、会場のロビーでさささっと描きました。
そのまたお友達もみにきてくれました。コルクなオセロの対戦中。そのほかコルクなチェスもあります。

2011年5月20日金曜日

大コルク展初日 と05番さん

5月20日 石垣克子大コルク展 いよいよ始まりました。初日前日にも搬入できなかった ワークショップ缶を開場10分前に運び込みぎりぎりセーフ。ただ 下板がちいさかったので今は逆にして設置しています。会場の写真は 日曜日のギャラリートークのあとにでも紹介していきたいとおもいます。なので、今日はお客さん紹介します。大コルク展の前に自分の名前をいれたのは、だれがやっているのかひとめでわかるようにとです。以前勤めていた学校の教え子同級生3人と子どもさんとできてくれました。じっとしていません。会場は広いので思いっきりはしりまわって楽しそうでした。この子のお母さんは、2000年のあじまー展や、2006年の前島アートセンターでの個展にもきてくれています。先日ばったり栄町市場で遭遇しました。今日からの個展の事を 覚えててくれて同級生といっしょに見にきてくれました。「いつもの人たち」というのが、私の油彩の人物達の呼び名でした。で、いつものひとたちは今回はいなので、コルクづくしなのですよ。みんなを紹介したいのだけど、あとでまたまとめてね。

こちらの方は、05番にエントリーしていてくださった、石田さん。以前展示では何年もお世話になりました。今日は、コルクをお持ちいただきました。05番ということは、そうです昨年の12月にエントリーしてもらっていたのです。やっとドローイングわたせました。額は準備してあったのですが。他の作品がはいりました。22番目。
(大型ポスターは、Mさんのこころ使い。ありがとうございます。)
石田さんから差し入れに頂いた ワイン オーガニック コノスル。こちらもコルクフェアで試飲しましたっけ。チリのワインです。これからひとりで乾杯してみようかな。大学ではオープニングパーティーもままなりません。前島アートセンターも場所がないので シングルモルトもしばらくは休業中。のむなってことかな?ええままよ一杯くらいはいいですよね。(笑)
アニメーションの他に デスクトップでのアーカイブ上映もやっています。いくつかのクリップを編集しました。ブログでも紹介しましたが、もう少し画質はよろしいようです。あと秘蔵コルク映像もあります。この頃はコルクたちも とてもフレッシュです。私も若い。

搬入作業など

5月16日土砂降りの雨のなか、額そうする絵を カードルアトスさんに再びもちこみました。
その時点で、仕上がっていない作品が9点。昨日明け方までがんばったものだから、2枚目のかきかけで一日は終わり。17日は夕方から 大塚さんと佐藤さんが 展示台の足を解体をしてくれ、その間 天板を白いジェッソで何度も何度も塗る重ねる作業をしました。終わったら絵を書いてみるか。と独り言。この日の18時までになんとか仕上げることができて、交換絵画はまにあいました。朝、展示台などを積み込み、家にもどり、会場に。沖芸の喜屋武さんのよびかけで学生さんが搬入18日19日てつだってくれました。コザの大塚さん、佐藤さんも。そし大学の同期の山城さんにスクリーニングの設置をおねがいしました。「コルクくるくる」初プロジェクション。モニター以外では初めて壁に投影。一人では搬入設置は無理でした。
朝の10時から17時までと限られた時間。キャプションまだおいついていません><。
展示台は18、テーブル小2大1。絵もできると むしろ備品作りは楽しいもの。でも時間は一杯ぎりぎり。

5月15日

連日泊まり込みが続いています。15日は、月1の塾のバイトがあり、それまで制作して、那覇に戻り、夕方から展示台つくり。13日にコザ中近くの建材店にいって 手頃なベニアと角材をカットしてもらい、配達してもらいました。展示台は1本足にする予定だったのですが、安定性に問題あり、いくらコルクが軽いといっても、無理というアドバイスを受けての判断によって、1本足は断念。今年度のocvのメンバー岡戸さんが 展示台の足をデザインしてくださって、足となる ベニヤは岡戸さん自前。感謝!!感謝の一言につきます。
15日夕方からお二人がいらして、作業は終わったのは、夜中の3時。その間3度ほどすいま〜に襲われた私、いつもなら すぐ寝てしまいますが、睡魔を振り切って絵を描き続けました。おかげさまで作品は、すすみました。岡戸さん、大塚さん、本当にありがとうございました。
ocv岡戸さんのブロブです。
大塚さん。
展示台のターワーああっっ。。


私は傍らで絵を描き続けました。こんなありがたい事もあるものですね。自分で全部作業をしていたら終わらなかったでしょう。
こちらは 大コルク展のどこかに隠れています。ぜひ会場でおさがしくださいな。箱のなかのコルクたち。20番さんのコルクです。

5月13日

5月13日金曜日。昨日注文した額の送料が急ぎのためとても高くなりそうな気配。船便だったら〜って、でも発注するのがおそかったので、致し方ない。アトスさんに交渉してもらってなんとか金額を押さえる事ができそうになり、改めて注文を確定。八つ44枚 大衣2枚 太子10枚 他 1枚と取り寄せの総数は、56枚。この時点で仕上がっていない絵は20枚近く。取り寄せの額もまにあいそうなので、早速アトスさんの作品を描きだしました。2枚です。1枚進呈。アトスの長嶺さんは右側がいいかなっておっしゃっていました。
そしてその日は 遅くから ラット&シープさんによってその足で アイラさんにフライヤーを届けました。
そしたら フライヤーは南風原文化センターでご覧になったとか、沢山預けてきました。フライヤーの表のコルクたちはラット&シープさんのコルク。店舗のコンロの炎と鍋といっしょ。そして、またまた追加のコルクをいただきました。大コルク展の終了後に加工します。ひとまずこのまま。 ピンクの袋にいれてもらって持ち帰りました。
ルンルンルンという気分でした。♪〜。

5月12日

この日、14番さんの交換絵画2枚目を描きました。黄緑色のニューフェイスも交えています。背景は、アイラさん店舗の写真です。上原さん同様 モノクロにしました。大きな用紙だったら、もうすこし沢山かくのですが、時間もないので、交換絵画を先に描きます。
午後から、タイフーンfmの 「ひとわく」という情報番組(生放送)に出演して、大コルク展の
インフォメーションをしました。パーソナリティーの諸見里杉子さんはとても上手に聞いてくださって(さすが!!)ラジオを懸命にチューニングして、家で生で聞いていた母親が 「コルク展みにいきたくなるね〜」と一言。おお、放送は、よかったようで、自分では聞き返せませんが、この日の放送はこちらで聞く事ができます。http://uruma.ap.teacup.com/applet/hitowaku/20110512/archive
また同じ日の夕方 同じ局のマジカルミステリーツアーに録音で出演のため、その間の時間を利用して大コルク展会場の下見に県立芸大へ行きました。なにしろ 1月に会場申し込みの時と卒展を見にいった時以来なので、会場をゆっくりと歩きながら 展示プランをたててきました。大体あそこにここにと内容と展示に必要なものをさらい直し作業。
3時も過ぎたので コーヒをと 大学内売店にいったら ホットコーヒはなく 仕方なく冷たい缶コーヒと クッキーを
ちょこっといただきしばしの休憩。ふとみたら目の前の樹木に 2期生卒業記念などと書かれた板を発見しました。まるで卒塔婆のようなすがた。私は絵画の2期生です。そして今年は卒業して20年。20年前に遭遇したような気がしました。樹木は大きくなってる。未来が太くなっている。私はなにかかわっただろうか?でもなんだかおもしろい。大学で行なう個展としては初めてになる今回、しかも 「大コルク展」なので大変恐縮です。
ただ、あてもなくて 絵を描くことは今はまだできない、生業としての画家業ってものが、
成り立っていけるのかどうかがまず大事です。その仕事も多くはないのですから、好きなことをしてみようとおもったのが大コルク展いまなら出来る。大真面目にすること。そして余裕をもって挑む事。コルクプロジェクトを終わらせるつもりで始めた交換プロジェクトだったはずなのに 当分終わる事はできなさそう、みたいな 仕組みを無意識に自分で仕掛けていることに気がついたのでした。
マジカルミステリーツーアという番組には、7、8年前に2回ほど出演したことがあり、パーソナリティーの田村さんとはとても久々 お話しました。http://www.fmnaha.jp/podcasting/mp3/7/7_1305542950.mp3 放送は17日でした。今日のブログはたまった宿題のようなもの。